「ジェイ・チョウ・ナイト」参加レポート
…ってタイトルにすると、まるで勉強会かカンファレンスの参加レポートみたいだな。
っつーわけで本日、東京厚生年金会館で開催された「ジェイ・チョウ・ナイト」に行ってきました。いや、「ジェイ・チョウ・ナイト」なんて大層なタイトルがついてはいるものの、結局は映画『カンフー・ダンク!』(功夫灌籃)の有料試写会に、ジェイ・チョウこと周杰倫(zhōu jiélún)が出席して簡単なトークショー、ってだけなんだけどね。
それでも周杰倫本人が来日するなんて、そう滅多にある話じゃない。うちのチームの今後を左右するかもしれないような重要な会議をすっぽかして行ってきました(威張るなよ)。というわけで、ちょっと感想だけでも今日のうちに。
イベント全体
周杰倫がこれまで出演した『頭文字 D』『満城盡帯黃金甲』『不能説的・秘密』、そして今回の『カンフー・ダンク!』の主題歌の PV を 4 本連続上映、その後で周杰倫本人によるトークショー(という名の公開インタビュー)、で『カンフー・ダンク!』の上映、という構成。まぁ、ありきたりですな。
会場はもう老若女女ばかり。男性比率 1 割くらいで肩身狭い狭い。あ、そういやトイレであった男性客が陽光宅男の変身後バージョンっぽかった(鄢框的眼鏡、ってトコだけだったかも)。
PV 上映
「ここに来られている皆さんは皆 CD をお買い上げということは、プロモーションビデオもご覧になられてますよね。今回は、ジェイ・チョウさんのプロモーションビデオを 4 本連続して、大画面でご覧に頂けます!」
…ってなことで、PV × 4 をスクリーン上映。アレか、フィルムコンサートってこんな感じなのか?
映画の主題歌の PV って映画本編の適当なシーンの繋ぎ合わせばっかりだから、今更大画面で見せられてもなぁ…ってのが本音。どうせ大画面で観るんだったら、別の PV のほうが良かった。『退後』とか『退後』とか『退後』とか(どんだけ Hebe 萌え?)。
で、周杰倫本人
登場するなり、老若女女の黄色い歓声が湧き上がりましたよ。
- いきなり #00FFFF って感じのジャケットキター!! いや、正直その色ちょっと目に辛い。
- 右手の人差し指のあの巨大なダイヤの指輪は何なんだ?
- ジャパン・プレミアでは髭面だったって聞いてたけど、今日はちゃんと髭を剃った顔。
インタビューは…まぁ、何っつーかどうでもいい。ファンが聞きたいことはそんなことじゃないよねー、って感じ。あんまり印象に残ってないけど、こんなこと(ある意味訳分かんねぇこと)言ってたかな?
- 『カンフー・ダンク!』の続編製作が決まったそうですが?
- → 『カンフー・ダンク!』の続編は『不能説的・秘密』です。いや、続編の話もあったんですけど、なくなりました*1。
- またスポーツをテーマにした映画作品を製作する予定は?
- → いや、私にはバスケットボールしか出来ませんから。
- どうしてバスケットボールを選んだんですか?
- → 兄弟がいない寂しい子供だったのでバスケットボールを選びました。サッカーは一人じゃできませんよね。ボールを蹴ったら、そのボールを自分で取りにいかなくちゃいけない。卓球だと、ボールを打っても誰も打ち返してくれない。でもバスケットボールなら一人でも出来るので。
- 日本を舞台にした映画を撮影するおつもりはありますか?
- → 日本を舞台にした作品を取るのは難しいと思っています。撮りたいとすれば『哆啦A夢』(ドラえもん)です。ドラえもんの電池が切れそうになって、それを助けてあげるような話です。でもこんな粗筋だと、原作者からの許可は下りないでしょうね*2。
- その内容だと、ジェイ・チョウ本人はどこに出てくるんですか?
- → 勿論、私は出演しません。子役を探して起用することになるでしょう。
あー、あとこんなことも言ってたかな。質問がかなりどうでもよかったので、質問そのものをちゃんと覚えてない。メモ取っておけばよかった。
- ぜひ私の音楽も聴いて下さい。
- これまで好きなことばかりやってきました。『満城盡帯黃金甲』ではカンフーを*3、『不能説的・秘密』ではピアノを、そして今回の『カンフー・ダンク!』ではバスケットボールを。
- 25 歳のときに、監督として映画を撮影することを夢としました。そして『不能説的・秘密』を製作することが出来ました。そして家族を映画館に連れていけたのが幸せでした(…とかそんなことを言ってた気がする)。
- うちの母方の祖母は映画を殆ど観ないのですが、『カンフー・ダンク!』を観て「明白了」って言ってました。
- 監督はバスケットボールのことを何も知らないので、私たち俳優陣は「どうすればカッコいいシーンになるか」を色々と話し合いました(とかそんなこと)。
- 是非観て欲しいのは冒頭の立ち回りと、ラストのフル CG のシーンです。
で、カメラ撮影では周杰倫本人がステージから降りてきて、客席前方中央付近でファンと共に撮影を…なんていう粋な計らい。しかし、
って、ファンに右手を突き上げさせつつ言わせるのはどうかと思った。いや正直こっ恥ずかしい。あまりの恥ずかしさに何も言えなかった。